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9/20(土)〜9/28(日)
< 大阪現代芸術祭プログラム>
[シリーズ・日本の奇才〜第一回徳島編〜]
川端稔美術館

開場時間:連日17:00〜23:00(期間中無休)
*ライブイベントは18:00 start
*入場料:ライブイベントのない日と、オープニングパーティは無料
*ライブイベント料金 \1500(1drink付)


主に音楽において、メジャーなメディアには全くといっていいほど登場しないが、一部の文化人から絶大な信頼を得ているクリエーター達。特に、いわゆるローカルな(大都市も含む)立場で地道ながら確実にオリジナルな創作活動を行ってきた人たちをこのブリッヂで紹介していく「シリーズ・日本の奇才」。

その栄えある第一回は、徳島のカリスマ、川端稔氏をフィーチャーし、彼にまつわる人々とその所業を一挙公開。他に類を見ない優れた音楽家であると同時に、独特のキャラクターを駆使した漫画絵画家である氏。その全貌を把握するには、彼の音楽はもとより、是非あの膨大かつあまりにバラエティに富んだ作群も合わせて紹介せねばならぬと考えました。しかしそれは、とても一日や二日のイベントで提示できるものではあり得ません。足りません。今回、一週間をかけたギャラリー形式でお送りします。

川端 稔
sax/vo/banj/g/tb/b-cl/etc...
1958年生。徳島在住の音楽家兼画家。楽器奏者としては殆どあらゆる楽器をこなすが、サックスが最も得意。自身の個人レーベル「三つ目パンダレーベル」から月一本の割合で発表しつづけている作品は一般市場には全く姿を見せないまま、膨大な量に達している。十二歳、独学で油絵と作曲を始める。十八歳、独学でピアノやバンジョーを始める。二十歳で上京し、理論とバンジョーとトランペットとバルブトロンボーンを学ぶ。友人のコピーライターと「フリーシャウト」なるジャンルを作り、公園で辺りの物を打ち鳴らしつつ叫ぶ。二十三歳、漫画家のアシスタントに。88年、徳島に帰りサックスを練習し、絵を描く。インプロビゼイションユニット「砂漠のパイン」を福島幸夫と共に結成。自作音具による実験開始。三つ目パンダレーベル発足。97年、神戸ジーベックホールにて「パーソナルミュージックパーティー」というイベントを仕掛ける。

9/20(土)
オープニングパーティー
>> 川端稔トークショー、実験的な生BGM有り。
岩崎哲二(e-bass) / 稲田誠(violin) / 西川文章(e-guitar)/半野田拓(piano)

9/21(日)
>> 川端稔を巡るバンド、ユニットによるライブ。
30世紀 / ゲンダイ 他

9/27(土)
>> 川端稔企画のソロ大会。
won(vo) / 山本精一(g,vo) / 庄司正治(b-sax) / 山沢輝人(t-sax) / 稲田誠(contrabass)

9/28(日)
>> 徳島、奇跡のミュージシャン達によるライブ。
川端稔(sax) / Mr.リズム(ds) / 柳町春雨(g) / 福本幸夫(g) / 福井常人(b,poet)