Pick Up Event!
2/20(金)〜22(日)
< 大阪現代芸術祭プログラム>
「シリーズ・日本の奇才
〜第三回 北海道編&第四回西日本編 合同開催」
>> 主にメジャーな音楽シーンやメディアに全くと言っていいほど登場しないが、一部の文化人や先鋭的な聴衆からは絶大な評価を得ているクリエイター達。特に所謂ローカルな(大都市を含む)立場で、地道ながら確実にオリジナルな創作活動を行ってきた人達を定期的に紹介するこのシリーズ。今回は、北海道在住のピアニスト
宝示戸亮二氏と、山口県在住の打楽器奏者 一楽儀光氏、およびその周辺で活発に演奏活動を行っている音楽家達を紹介します。
宝示戸亮二(ほじと りょうじ)
1959年栃木県西那須野町生まれ。都会とはかけ離れた大自然の中で多感な少年期を過ごす。74年より札幌在住。90年 大友良英との共演を機に通常の奏法だけでは限界があることに気付き、翌91年
デビット・モスとの出会いで大きく変貌する。初の海外演奏の地ロシアで深い影響を受けた彼は、以降ロシアと深く関わり彼の音楽的背景にも結びついている。主に即興音楽のソロ・ピアノやセッションを行うほか、ワークショップを通してアマチュアへの指導も行う。また近年作曲にも力を入れており、多方面での活躍が期待されている。
一楽儀光(いちらく よしみつ)
1959年山口県に生まれる。90年代初頭まで日本の音楽シーンとほとんど関係をもたぬままに独自の音楽を作り出すに至る。93年、吉沢元治らとの共演をきっかけにその存在を広く知られるようになり、金大煥、内橋和久、大友良英等との共演を経て、96年には韓国の崔善培トリオのメンバーとして韓国ツアーを行う。97年発表の想い出波止場のCD「VUOY」で、パーカッションやエレクトロニクスをフューチャーし、その存在を決定付ける。その後もChris
Cutler、Eugene Chadbourne、Mani Neumeier、Pascal comelade、Leonid Soybelman、灰野敬二、天鼓等、数多くのミュージシャンとコラボレーションを展開。内橋和久の「Phantasmagoria」のメンバーとして活躍する一方、Hacoの「Happiness
Proof」にも参加、津山篤、河端一とのハードロックバンド「西日本」、大友良英、松原幸子と「I.S.O」を結成。01年には「Acid Mothers Temple」のドラマーとして3度の米英ツアーに参加。現在は伊藤隆之とのパラドラムを主体とした映像とドラムのインプロヴィゼーションを追求している。
出演:宝示戸亮二(piano) / 一楽儀光(drums,computer) / 佐々木匡士(vocal,guitar,effects) / 山崎邦晃(guitar,cymbal,effects)
/ 山中憲治(no-input juice-mixer) / ガラリ[山本達久(drums)+井上経康(vocal,guitar)] / パラドラム[一楽儀光+伊藤隆之(computer-programing)]
/ 内橋和久 他
各日 18:30 open 19:30 start
一回券¥1500 通し券¥4000
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