>> あの人が、気息をこらして、結跏趺坐しているきびしい気配が感じられるのである−。夕暮れ時、法隆寺の夢殿を通りがかった土門拳が感じた、聖徳太子の気配。古寺と向き合う真摯な眼差しに、ライブで奈良を感じたくなります。(み)