アートスペースを運営したり、アートイベントを企画したりする仕事を“アーツマネジメント”と言います。この言葉も近年定着し、大学でも専門の学科やコースが設置されることが増えてきています。新世界アーツパーク(SAP)を支えるスタッフも、それぞれがアートマネージャーであると言え、スペースを維持管理したり、イベントを運営したりするため、日々奮闘しています。ひとつのイベントを開催し、当日観客を迎えるまでには、さまざまな準備が必要なのは言うまでもありません。しかし、そういった日常の部分というのは、なかなか見えないもの。
今回のSAP-Touriam* では、各スペースのスタッフたちが、一日をどのように過ごしているのかを紹介します。SAPの裏側、お見せします!
 
 
調査した日:2005/12/5(月)
天候:晴のち曇 最高気温:7.9℃ 最低気温:2.5℃
大阪市には、強風・波浪・乾燥注意報が発令されており、さむ〜い一日でした。
 

この調査を行い、あらためて感じたことは、オモテからは見えない作業に費やす時間がやはり多いということです。何をするにしても、時間とのたたかいですね。
アートの現場で働くその理由は、個人個人によって違います。それぞれ皆、ここで自分が出来る仕事を見つけ、その必要性をしっかり感じ、またそれだけに留まらず、自分のビジョンとリンクしているかどうかを見極めた上で、SAPと関わっているようです。